身体の詳細について

私たちは自分の体について意外と知らない。例えば1回の呼吸で酸素はどのくらい取り込めるのか、心臓から出た血液はどのくらいで戻ってくるのか、膀胱にはどのくらいためられるのか。等々。調べていくと実に合理的にできていることがわかります。 この度、雑誌ニュートンに身体に関する記事が載っていたのでそれを引用して掲載します。人体の不思議さを再認識してください。私たちの体が余りに精密にできているのに驚かされるでしょう。そしてもっと身体をいたわる気持ちがでてくるとおもいます。これによって、病気への対策も考慮されるようになるとおもいます。このブログを見ることでより健康な生活ができるようになることを望みます。

第1章:消化と吸収:⑦栄養素の吸収(B):タンパク質

■■肉や卵(タンパク質)を食べると・・・
●胃液や膵液に含まれる消化酵素によって、タンパク質をつくるアミノ酸のつながりが切断されていき、最終的に小腸で吸収される。
●小腸で吸収されたアミノ酸は、血液に乗って肝臓に送られる。
●その後、血液を通して、肝臓から全身に送られたアミノ酸は、タンパク質をつくる材料として利用される。
●タンパク質の消化・吸収率は約90%だといわれる。
【タンパク質の消化・吸収工程1】唾液では分解されない
●唾液にはタンパク質を消化する酵素は含まれていない。
●そのため、口の中ではタンパク質の消化は進まない。、
【タンパク質の消化・吸収工程2】胃酸で変形させて、部分的に切断
●強い酸性の胃液によって、複雑に折りたたまれたタンパク質分子の形が変化(変性)する。
●形が変化すると、酵素による分解が行われやすくなる。
●胃液の中には、タンパク質分解酵素「ペプシン」が含まれていて、アミノ酸のつながりを部分的に切断する。
●タンパク質が多い食事をとると、胃液が多く分泌される。
【タンパク質の消化・吸収工程3】膵液で細かく分解
●膵液には、「トリプシン」や「エラスターゼ」などのタンパク質分解酵素が大量に含まれる。
●これらの酵素によって、アミノ酸のつながりはさらに切断されて、小さな断片(オリゴペプチド)にになる。
【タンパク質の消化・吸収工程4】小腸の壁から吸収
●小腸の粘膜に組み込まれた消化酵素「アミノペプチダーゼ」などの酵素によって、アミノ酸の断片はさらに切断を受ける。
●アミノ酸が二つつながったもの、もしくは単独のアミノ酸にまで細かく分解されたら、粘膜から吸収される。
●吸収されたアミノ酸は血液に乗って、肝臓へと運ばれる。
【タンパク質の消化・吸収工程5】肝臓でタンパク質合成の材料に
●肝臓では、必要に応じて、アミノ酸の種類が変換されたり、タンパク質が合成されたりする。
●また、タンパク質を合成するときの材料として、血液に乗って全身の細胞へと送られる。

目次1

(1ページ)
●第1章:消化と吸収:⑦栄養素の吸収(B):脂質 
●第1章:消化と吸収:⑦栄養素の吸収(B):タンパク質
●第1章:消化と吸収:⑥栄養素の吸収(A):炭水化物
●第1章:消化と吸収:⑥栄養素の吸収(A):3大栄養素の正体
●第1章:消化と吸収:⑥栄養素の吸収(A):お酒の吸収
●第1章:消化と吸収:⑥栄養素の吸収(A):ビタミンとミネラル 
●第1章:消化と吸収:⑥栄養素の吸収(A):酒 
●第1章:消化と吸収:⑤小腸:詳細部の名称
●第1章:消化と吸収:⑤小腸:消化管の長さと役割
●第1章:消化と吸収:⑤小腸:消化管の長さ
●第1章:消化と吸収:⑤小腸:小腸表面の大きさ
●第1章:消化と吸収:⑤小腸:小腸の表面
●第1章:消化と吸収:⑤小腸:栄養の吸収
●第1章:消化と吸収:④十二指腸と膵臓:個々の名称
●第1章:消化と吸収:④十二指腸と膵臓:胆石
●第1章:消化と吸収:④十二指腸と膵臓:本格的な消化と吸収
●第1章:消化と吸収:④十二指腸と膵臓:膵臓の酵素
●第1章:消化と吸収:④十二指腸と膵臓:強力な消化液
●第1章:消化と吸収:④十二指腸と膵臓:膵臓の出口のつまり
●第1章:消化と吸収:③胃:胃の形状と働き
●第1章:消化と吸収:③胃:個々の名称
●第1章:消化と吸収:③胃:食べ物で胃は横に広がる
●第1章:消化と吸収:③胃:胃潰瘍とピロリ菌
●第1章:消化と吸収:③胃:食べ物のかき混ぜ
●第1章:消化と吸収:③胃:胃液と食べ物のかき混ぜ
(2ページ)
●第1章:消化と吸収:③胃:胃の塩酸
●第1章:消化と吸収:②食道:個々の名称
●第1章:消化と吸収:②食道:食べ物の移動
●第1章:消化と吸収:②食道:逆流性食道炎
●第1章:消化と吸収:②食道:蠕動運動
●第1章:消化と吸収:②食道:重力に無関係
●第1章:消化と吸収:②食道:喉で交通整理
●第1章:消化と吸収:②食道:逆立ちすても機能する
●第1章:消化と吸収:①口の中と唾液:唾液は場所により粘り気が異なる
●第1章:消化と吸収:①口の中と唾液:唾液により食べ物は滑らかに進む
●第1章:消化と吸収:①口の中と唾液:唾液の効果
●第1章:消化と吸収:「まえがき」と「目次」
●第1章:消化と吸収:(完全版) 

第1章:消化と吸収:⑦栄養素の吸収(B):脂質

■■油やバター(脂質)をとると・・・
●脂質(油)は水にとけないため、消化酵素が働きにくい。
●胃液や胆汁によって油の粒子が細かくされたうえで、唾液により分解される。
●分解された脂質は小腸で吸収されると、小腸でもう一度脂質に再合成される。
●そして、タンパク質と組み合わされて輸送しやすい形になったうえで、血液に乗って全身をめぐる。
●肝臓や脂肪組織にたくわえられたり、細胞の膜の成分として利用されたりする。
●脂質の消化・吸収率は約90%だ。
【脂質の消化・吸収工程1】唾液中の酵素でわずかに分解
●唾液には「舌リパーゼ」という脂質分解酵素が含まれている。
●しかし、脂質は水に溶けないため、酵素が効果的に脂質に作用できない。
●そのため、口内での脂質の分解はほとんど進まない。
【脂質の消化・吸収工程2】胃でも分解はあまり進まない
●胃液と混ぜられるものの、脂質は水に溶けないため、直径0.1~0.3mmほどの小さな油のかたまり(油滴)として存在する。
●胃液には、「胃リパーゼ」という脂質分解酵素が含まれるが、脂質が水に溶けないため、酵素が効果的に脂質に作用できず、消化はあまり進まない。
【脂質の消化・吸収工程3】胆汁が油を細かく分散させる
●胆嚢(肝臓)から分泌される胆汁に含まれる「胆汁酸」によって、脂質のかたまり(油滴)が細かく分散する(乳化)。
●細かくなったところで、膵液に含まれる酵素「膵リパーゼ」などが作用し、脂質は脂肪酸などに分愛される。
●脂質を多くとると、胆汁が多く分泌される。
【脂質の消化・吸収工程4】小腸の壁から吸収され、リンパ管へ
●脂肪酸などの脂質の成分は、小腸の内壁(粘膜)から吸収されると、「カイロミクロン」という脂肪酸やタンパク質の集合体へとつくりかえられる。
●そして、「リンパ管」に入る。
●リンパ管は、のちに血管(静脈)に合流するため、カイロミクロンは血液に乗って全身をめぐる。
【脂質の消化・吸収工程5】肝臓で貯蔵しやすい形に変換
●肝臓では、必要に応じて、アミノ酸の種類が変換されたり、タンパク質が合成されたりする。
●また、タンパク質を合成するときの材料として、血液に乗って全身の細胞へと送られる。
  【完成】※これで「消化と吸収」の話は終わりです。
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